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C58 239復元工事進行中。

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▲「やまびこ141号」がC58 239の復元工事が実施されている大宮総合車両センター付近を通過。折しも充当されたのは、今年3月のダイヤ改正で引退する200系K47編成であった。'13.1.22 大宮総合車両センター P:RM(小野雄一郎)
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昨年12月4日に岩手県営運動公園から搬出され、12月10日に大宮総合車両センターで復元着工式を開催、2013年度冬以降に「SL銀河鉄道」の牽引機として着々と復元工事が進められているC58 239号機ですが、去る1月22日、復元工事の模様が報道公開されたので、その様子をお伝えしましょう。

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▲主台枠とボイラだけとなったC58 239。台枠形状がよくわかる。なお、ボイラおよび台枠の重量は、それぞれ16.4tおよび9.4tだという。'13.1.22 大宮総合車両センター P:RM(小野雄一郎)
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130129n003.jpgあらためてC58 239号機の来歴をまとめますと、1940(昭和15)年6月に川崎車輌で製造され、新製配置は名古屋局、翌1941年3月に奈良機関区に転属し、1943年5月には宮古機関区に転属となります。1970(昭和45)年3月に盛岡機関区に転属となりましたが、1972(昭和47)年5月に廃車となるまで、その生涯の大半を岩手県内で活躍しました。山田線の蒸気機関車さよなら列車を牽引したのも同機です。廃車後は、岩手県営運動公園内に保存され、盛岡SL等保存会のメンバーの皆さんの手によって手厚く護られてきたのはすでにお伝えしたとおりです(編集長敬白アーカイブ「C58 239が動態復活へ」参照→こちら)。
▲火室部を見る。C58の火格子面積は2.15㎡で、C61の65%ほど。'13.1.22 大宮総合車両センター P:RM(小野雄一郎)
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▲取り外された動輪。直径は1,520㎜で、タイヤは新品に交換される予定。'13.1.22 大宮総合車両センター P:RM(小野雄一郎)
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▲弁心棒案内と排気膨張室を第1動輪側から見る(左)。整然と並べられたロッド類(右)。手前は分解された加減リンク。'13.1.22 大宮総合車両センター P:RM(小野雄一郎)
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▲先輪と従輪(左)。先輪中心部には「24677 17-6」の打刻が読み取れた。右は分解されて整備を待つ先台車と従台車。'13.1.22 大宮総合車両センター P:RM(小野雄一郎)
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▲各動輪には「C58239」の打刻が確認できた。写真は第3動輪の打刻で、「L3」は左(Left)第3動輪を示す。'13.1.22 大宮総合車両センター P:RM(小野雄一郎)
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今回の報道公開では、主台枠上にボイラが載った状態となっていましたが、今月末には大阪のサッパボイラにボイラを輸送し、復元工事を行うとともに、その他の部品についても引き続き修復を進める予定としています。ところで、同機が復活すると、JR東日本が保有する蒸気機関車は4輌目となります。「SL銀河鉄道」は釜石線を中心に東北各地で運行されるとのことで、東北地方の人々に力強いエールの汽笛を響かせてくれることでしょう。

取材協力:東日本旅客鉄道株式会社大宮支社

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