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博物館明治村 蒸気機関車12号の運行再開。

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▲2年ぶりに元気な姿を見せてくれた蒸気機関車12号。なんと今年で車齢138年になる。P:博物館明治村提供
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点検・修理のため2年前の2010(平成22)年12月20日より運行を休止していた博物館明治村の12号蒸気機関車が先週11月8日から運行を再開しました。同時に運行休止していた京都市電1号車(編集長敬白アーカイブ「続・"N電"健在」参照→こちら)も、これに先立つ9月28日より運行を再開しており、これで明治村の誇る歴史的動態車輌が揃って復活したことになります。

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▲英国総領事館のサイモン・フィッシャー総領事や一日駅長によるテープカット。P:博物館明治村提供
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11月8日(金曜日)12時から「SL名古屋駅」で12号蒸気機関車の運行再開記念列車出発式が行われ、在大阪英国総領事館のサイモン・フィッシャー総領事も駆けつけて盛大にテープカットが行われました。

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▲機関士への花束贈呈(左)ののち一日駅長による出発合図(右)でいよいよ運転開始。日英の小旗が振られて盛大な見送りシーンとなった。P:博物館明治村提供
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蒸気機関車12号は1874年(明治7)年英国シャープ・スチュアート社製(鉄道院165号)。 もちろん国内で動態保存されている蒸気機関車、いや鉄道車輌の中では最古で、今年で車齢138年という驚異的な長寿です。1985(昭和60)年にボイラーの取替えが行われましたが、それからでもすでに四半世紀を経ており、今回は長期運休をして大阪のサッパボイラで徹底的な修復整備を行ったものです。

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▲日英両国の国旗を翻して入換え中の12号。乗車体験は「SL名古屋駅」と「SL東京駅」の間約800mで、乗車料金は中学生以上500円(小学生300円)。P:博物館明治村提供
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園内の「市電名古屋駅」と「市電品川燈台駅」を結んでいる京都市電(N電)も1号車のみ修復が完了、久しぶりに元気な姿を見せてくれています。今回の修理では屋根布の使用を廃止し、耐候性の高い絶縁塗料に変更したほか、車内の電気配線も絶縁対策を強化したものに取り替えてより安全性を高めたとのことです。

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▲一足早く9月28日から運転を再開した京都市電1号。写真は記念ヘッドマークを付けた運転再開初日の晴れ姿。P:博物館明治村提供
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12号蒸気機関車と京都市電1号は運行を再開しましたが、9号蒸気機関車(1912年米国ボールドウィン製)と京都市電2号の修理はこれからで、博物館明治村では現在「動態展示募金」(→こちら)を募っています。

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▲明治村では2輌の"N電"(旧番8号と15号)が保存されている。今回修復されたのは1号で、2号はこれから修復が行われる予定という。P:博物館明治村提供
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博物館明治村では12月2日(日曜日)まで鉄道開業140周年記念「明治のりもの博」を開催中です(→こちら)。12号蒸気機関車と京都市電1号の運行はもちろんのことながら、村内各所で特別公開やイベントが行われています。また静態保存されている尾西鉄道1号蒸気機関車、日本鉄道台車、九州鉄道台車・車輪、12号蒸気機関車オリジナルボイラーの再塗装なども施されており、この機会に博物館明治村を訪ねてみられてはいかがでしょうか。

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