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2012年11月13日アーカイブ

ケ90再訪。

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▲リニア鉄道館1階の屋外展示場に117系電車とともに展示されているケ90。まさにミュージアム・コンディションとなっている。'11.10.20
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先週ご紹介した浜松「掘留ぽっぽ道」のケ91の僚機ケ90は、現在「リニア鉄道館」でその美しく整備された姿を見ることができます。名古屋市千種区のJR東海社員研修センターで保存されている姿を見に行ったのが3年前の春のこと(編集長敬白アーカイブ「ケ90を訪ねる」参照→こちら)。その一年後には建設中の「リニア鉄道館」に搬入(→こちら)され、昨年再会を果たすことができました。

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▲切開されている部分は多いが、欠品パーツは少ない。仔細に観察すると僚機ケ91と異なる部分もあって興味は尽きない。'11.10.20
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▲そのフロントビューとリアビュー。フロントビームも公式側が欠き取られているのがわかる。'11.10.20
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浜松のケ91と比べると、長年にわたって中部鉄道学園の教材として活用されてきたケ90はケーシング各所が大きくカットされており、ことにボイラー部はほとんどスケルトン状態となっています。ただそれだけに飽和式蒸気機関車の極めてプリミティブな構造を理解するには絶好の、まさに"教材"で、博物館に相応しい展示車輌とも言えましょう。

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▲ケ91に比べてカットされた部分が多く、構造を理解するうえでは有益。左はボアストローク6×10inのシリンダーでシリンダー引張力1000kgを発揮する。右は煙管と煙室管板。'11.10.20
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▲特徴的な加減弁と蒸気ドームとの結合部(左)。右は火室部で、こちらは内火室と控の状況がよくわかる。'11.10.20
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▲特徴的なカタカナとローマン数字のナンバープレート(左)。8620形や9600形などの形式入りプレートAC6425図面に準拠したもので、天地幅は260㎜と不釣合いに巨大。キャブ側面には大日本軌道株式会社の銘板(右)が付いている。'11.10.20
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展示されている1階屋外展示場には、車内で休憩が可能な117系電車が展示されており、ことにお昼時ともなるとファミリーでたいへんな賑わいとなります。シンボル展示場のC62 17を見てきたばかりらしきお子さんに、お父さんがケ90のことを「蒸気機関車の赤ちゃんなんだよ」と説明していたのが印象に残っています。

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