鉄道ホビダス

伊野駅 今昔(いまむかし)。

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▲今から40年前の伊野車庫の状況。1から4の番線表示がぶら下がっているのが見える。3・4番線に押し込められているのはすでに運用を離脱した初代300形。'72.9.24 P:澤田節夫
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昨日までの「土佐電伊野界隈」をご覧になった澤田節夫さんから40年前の伊野駅周辺の写真をお送りいただきましたので、まずは伊野車庫も健在だった頃の貴重な画像をお目にかけましょう。

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▲簡易舗装と未舗装部が混在するような伊野駅構内。左へは伊野車庫への側線が怪しく分岐している。'72.9.24 P:澤田節夫
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sawadasanino72.9.24n01.jpgこの写真が撮影された1972(昭和47)年当時、駅構内の軌道部分はほとんど未舗装で、福島交通軌道線あたりを思わせる情景が広がっていたことがわかります。伊野駅構内から北側に分岐する伊野車庫の側線ももちろん実用されており、4線を擁する留置線のうちの2線には単車の300形(初代)がびっしりと押し込められています。この初代300形、都電6000形をプロトタイプとした200形を縮めて2軸単車にしたような愛らしいスタイルで、このうちの1輌(321)号が現在運行されている7形(維新號)の母体となっています。
▲車庫の奥に並べて留置されている初代300形。まるで200形をショーティーにしたような単車。'72.9.24 P:澤田節夫
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▲単線区間の古い家並の中を走る501号。車体塗色は現状とほぼ同じなのがわかる。'72.9.24 P:澤田節夫
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もう1枚はRMライブラリーの高橋一嘉副編集長から提供してもらったもので、澤田さんの写真から22年後、1994(平成6)年当時の伊野車庫の状況です。まだ4線の留置線は健在で、1番線には澤田さんの写真に写っていたものと同じ300形らしきものの残党も見えますが、これは7形(維新號)に台車を供出した321号の車体です。

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▲こちらは18年ほど前の伊野車庫の状況。1番線には321号の車体だけが鎮座している。'94.3.22 P:高橋一嘉
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そして伊野駅の現状。車庫線の分岐は撤去されてしまっており、あの二階建ての駅本屋も木造古民家を思わせる真新しい平屋に生まれ変わっています。

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▲そして最近の伊野駅構内。かつての伊野車庫への側線は分岐器が撤去されて線路だけが残されている。'11.11.23 P:高橋一嘉
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▲伊野駅はこのような古民家風の本屋に建て替えられている。'11.11.23 P:高橋一嘉
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さすがに40年前のような情景は目にすることができませんが、土佐電 伊野界隈にはまだまだ魅力的な鉄道情景が数多く残されています。首都圏在住の者にとって少々遠いのが気になりますが、その距離をおしてでも再訪したい路線のひとつです。

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