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2012年04月17日

春の小湊鐵道、いすみ鉄道へ。(下)

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▲上総中野で顔を合わせた小湊鐵道キハ200形(右)といすみ鉄道の新鋭いすみ300形(左)。ここ上総中野で小湊車といすみ車のツーショットが見られるのは一日に4回のみ。'12.4.14 上総中野 
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小湊鐵道の終点・上総中野ではラッキーなことに営業運転を開始したばかりの新鋭いすみ300形との出会いを目にすることができました。小湊鐵道といすみ鉄道の接続駅である上総中野駅では両者の出会いを容易く目にできそうに思いますが、実は意外と難易度が高く、両者の折り返し時間が重なるのは一日に4回のみ。しかも発着時間差から両者ともに停車しているのはそれぞれ4分、8分、5分、1分しかありません。

120416n202.jpgこの日もうひとつラッキーだったのは、キハ52 125が臨時列車で上総中野に顔を見せてくれたことです。昨年4月29日より土休日に運転される臨時観光急行列車として営業運転を開始したキハ52 125は、基本的に大原~デンタルサポート大多喜間を2往復する急行運用に就いていますが、この日は当該運用に充当される前に臨時列車としてデンタルサポート大多喜~上総中野間を1往復したものです。
本誌2011年8月号(№335→こちら)でも詳報しているように、キハ52 125はいすみ鉄道独自の「キハ52車両オーナー・サポーター制度」によって支えられている車輌で、これからの新しい鉄道文化遺産の利活用スキームとしてもおおいに注目されます。
▲この日はキハ52の臨時列車がデンタルサポート大多喜~上総中野間を1往復した。上総中野駅に到着するキハ52。'12.4.14 上総中野 
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▲上総中野で折り返しを待つ臨時列車。誰もいない静まりかえったホームにDMH17Hのアイドリング音が響く。'12.4.14 上総中野 
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120416n204.jpg上総中野駅でしばらく眺めていると、小湊鐵道、いすみ鉄道ともに若い女性客の姿が多いのに驚かされました。両者を乗り継げる「房総半島横断乗車券」の利便性も手伝ってのことかと思いきや、なんと記念写真を撮ってそのまま折返していってしまう方も少なくなく、首都圏から手近に里山の原風景を味わえる両線の人気が確実に高まってきていることを実感しました。
▲上総中野を発車してゆく臨時デンタルサポート大多喜行き。'12.4.14 上総中野 
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▲標高の高い養老渓谷周辺から比べると気温も幾分高いのだろうか、大多喜より大原側では桜並木もすでに葉桜となりつつあった。上総中川へと菜の花の築堤を駆け上がるキハ52。'12.4.14 城見ケ丘-上総中川 
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▲キハ52の急行運用はデンタルサポート大多喜~大原間の2往復。本日最後の「急行4号」デンタルサポート大多喜行きが「水郷」のヘッドマークを掲げてやってきた。'12.4.14 上総東-新田野 
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キハ52とともに注目を集めているのが営業運転入りしたばかりのいすみ300形(本誌最新号参照→こちら)です。開業以来使用してきたいすみ200型の置き換え用として新潟トランシスで新製された軽快気動車で、セミクロスシートの車内と下段上昇上段固定の側窓が、窓が開く車輌、向い合せの座席で季節の風を感じる...ことを大事にされる同社らしい方向性を示しています。

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▲いすみ鉄道期待のニューフェースいすみ300形2連が快走する。スタイリッシュなサイドビューは房総半島縦貫鉄道の新たな時代の到来を予感させる。'12.4.14 上総中川-城見ケ丘 
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早朝の東京駅出発から夕方まで、時間の長さがまったく実感できないほど充実した撮影行でした。そして、東京から日帰り圏内でこれだけ魅力に溢れたローカル鉄道が元気に頑張っている...首都園のファンのひとりとして、そのありがたさを改めて実感する一日となりました。

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