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2012年03月28日

RM LIBRARY『ホッパ車のすべて』完結。

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▲川崎・扇町の三井埠頭と太平洋セメント熊谷工場を結ぶ石炭列車。現在見ることのできる、数少ないホッパ車による貨物列車である。'12.1 秩父鉄道三ヶ尻-武川 P:渡辺圭介 (RM LIBRARY『無蓋ホッパ車のすべて(下)』より)
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吉岡心平さんによるRM LIBRARY『無蓋ホッパ車のすべて』、ご好評いただいております上巻に続き、下巻が完成し、『有蓋ホッパ車のすべて』上下巻と合わせ、ホッパ車4部作がここに完結いたしました。

120328nRML152n.jpg本書は1953(昭和28)年の制定以来、75形式6627輌が在籍してきたホッパ車のうち、無蓋ホッパ車について上下巻にわたって解説するものです。上巻ではホキ2500形式やホキ8500形式に代表される側開き式と、そのルーツである側開き式石炭車を収録しましたが、続く下巻では底開き式と、流し板付き側開き式の、計10形式を収録しています。

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▲ホッパ車というより「保線機械」、ホキよりも「ヤ」の方が相応しいようなホキ350形式。単線式道床バラスト更新作業に使用されたもので、バラストクリーナーのヤ100形式、ベルトコンベアを搭載するヤ150形式、そして電源車のヤ50形式と組んで使用された。 (RM LIBRARY『無蓋ホッパ車のすべて(下)』より)
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底開き式とは、その名の通り、車体の底が開いて荷を取り卸すもので、そのルーツは九州地区で活躍したセム4000形式をはじめとする2軸石炭車にみることができます。ホッパ車としては土讃線でDF50形重連に牽引され活躍したホキ5200(二代)形式や、現在でも首都圏でその活躍が見られるホキ10000形式などのほか、事業用のホキ300形式など計6形式が存在しました。

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▲土讃本線斗賀野~多ノ郷間のみで使用されたホキ5200(二代)形式。わずかな距離ながらDF50重連が牽引したため、列車自体は多くのファンの記録に残ることとなった。 (RM LIBRARY『無蓋ホッパ車のすべて(下)』より)
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一方、流し板付き側開き式とは、JRのみならず私鉄でも少なからず見かけることのあるバラスト輸送用のホッパ車ホキ800形に代表されるもので、4形式が存在しますが、そのうちホキ8000形以外はすべて事業用です。

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▲バラスト散布用ホッパ車の決定版となったホキ800形。1,078輌が製造され、現在も300輌以上が在籍している。 (RM LIBRARY『無蓋ホッパ車のすべて(下)』より)
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以上のように、上巻が営業用のホッパ車が中心だったのに対し、下巻は事業用が中心となり、その姿もバラエティに富んだものとなっているのが特徴です。また、巻末には無蓋・有蓋合わせた国鉄・JR貨物ホッパ車の形式別輌数変遷表を収録しており、歴代ホッパ車75形式の動静を通観できるようになっております。貨車ファン、模型ファン必携の一冊、是非『有蓋ホッパ車のすべて』上下巻と合わせて書架にお揃え下さい。

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