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今に残る"花の万博"ゆかりの駅と車輌。

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▲屋根上のふたつの塔が目を引く小浜線若狭本郷駅。'11.6.25 P:宮武浩二
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大阪の宮武浩二さんから若狭本郷駅に残る"トワイライト"な物件の情報をお送りいただきましたので、ご紹介してみましょう。

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▲木造建築の駅舎内部の"塔"も見事なトラス構造となっているのがわかる。'11.6.25 P:宮武浩二
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先日、小浜線若狭本郷駅に行ってきました。この駅は1990(平成2)年4月1日から9月30日まで大阪市鶴見緑地公園で開催された「国際花と緑の博覧会」でJR西日本が運転したSL義経ドリームエキスプレスの「風車の駅」を1991(平成3)年に福井県大飯町にある「若狭本郷駅」に移設したものです。ちなみに同じくSL義経ドリームエキスプレスの「山の駅」の駅舎は福知山線「柏原駅」に移設されています。

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▲一見すると"ホンモノ"と見間違わんばかりに良くできた「義経号」のレプリカ。'11.6.25 P:宮武浩二
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最近では珍しい木造建築の駅で、遠くからでも2つの塔が遠望できます。駅舎は線路の山手側ですが、駅の日本海側にはなんと「義経号」が保存されています。

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▲車輪や台車など細かな部分にまで拘りが感じられる。'11.6.25 P:宮武浩二
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▲いっぽう、キャブ内は簡素な造り。焚口扉もとりあえず形だけ...といった風情。'11.6.25 P:宮武浩二
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「義経号」は大阪の交通科学博物館に保存されていますので、首を傾げられるでしょうが、これは1999(平成11)年に設置された1/1の実物大のレプリカで、石川県の佐藤鉄工株式会社で製作されたものです。しかしレプリカとはいえ、外観は見事に忠実に再現されており、車輪には陽刻も入っており、知らない人が見ると、本物にしか見えません。車体に銘板は無く、機関車の横にある碑文のところに小さく製造プレートがはめ込まれております。

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▲製造銘板(左)と説明板(右)。佐藤鉄工は石川県松任市にあるメーカーのようだ。'11.6.25 P:宮武浩二
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花の万博ゆかりのものは、前述しました「山の駅」駅舎が柏原駅に現存しており、ドリームエキスプレスの客車3輌のうち2輌は梅小路蒸気機関車館のスチーム号の客車として現役です。20年前のドリームエキスプレスゆかりの車輌や施設が大切に残されているのはうれしい限りです。

※明日は不在のため休載させていただきます。

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