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第2回「標津線フットパスツアー」報告。

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▲ケネヤウシュベツ川橋梁を渡る参加者。'11.5.14 P:奥山道紀
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昨年に引き続き2回目となる「標津線フットパスツアー」が5月14日(土)に開催されました(昨年の様子→こちら)。今年は「別海の鉄道史をたどる新緑のフットパスツアー」と題して行われ、ガイド役をお務めになった奥山道紀さんからレポートを頂戴いたしましたのでご紹介いたしましょう。

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今回の「標津線フットパスツアー」の参加者は地元の別海町に加え釧路市、根室市などからの48名。出発時間の午前9時に別海町交流センター・郊楽苑をバスで出発、時間の関係で旧標津線別海・奥行臼間に位置する桜ヶ丘農道踏切跡でバスを降り廃線跡に入りました。

110525n02.jpg参加者は線路跡の風景を眺め、時より広がる牧草地を横目にして「こんな所にミズバショウの群落が・・・」、「勾配標が残っている・・」と会話が弾み、途中の二ヶ所の鉄橋跡では下を流れる川を見下ろしては一息ついていました。今年はGWから天候が不順で当日も雨が心配されましたが、目的地の奥行臼に着くころには晴れ間も広がりました。
▲往時を偲ぶ勾配標がの残る。'11.5.14 P:奥山道紀
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▲旧奥行臼駅構内を見学する参加者。'11.5.14 P:奥山道紀
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110525n06.jpg奥行臼では別海町教育委員会の戸田学芸員により、明治・大正期に人馬の継ぎ立てと宿泊が行われ、開拓に欠かせない拠点の一つとして活躍した駅逓所の説明がなされ、引き続き当方が標津線、簡易軌道とその保存車輌について説明しました。標津線や簡易軌道は根釧原野の開拓に活躍しましたが、自動車交通の発達により簡易軌道は昭和46(1971)年、標津線は平成元(1989)年に廃止になりました。この奥行臼には駅逓所、国鉄奥行臼駅、別海村営軌道事務所とその車輌と、各時代の交通遺産が保存され、貴重な空間となっています。特に簡易軌道の車輌については釧路製作所製
(http://kushiro-ses.co.jp/)の自走客車、ゴンドラ貨車、加藤製作所製6tDLと複数の車輌が1箇所に保存され、昨年には釧路製作所により車輌の説明板が寄贈・設置されています。
▲戸田学芸員による駅逓所の解説に聞き入る皆さん。'11.5.14 P:奥山道紀
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▲釧路製作所により設置された車輌の説明板と同社製自走客車。'11.5.14 P:奥山道紀
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▲保存車輌を見学する参加者(左)。右は上風連に残る簡易軌道の車庫。'11.5.14 P:奥山道紀
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その後はバスで郊楽苑に戻り昼食を食べながら、現役時代の自走客車も映っている町所蔵の懐かしい映像を眺め、温泉で疲れた体をいたわり汗を流しました。
当方の説明不足な点もあったかも知れませんが、参加者の皆さんにとっては豊かな自然と地域の歴史・文化に親しんだ一日となったと思います。9月にもフットパスが予定されていますが、こちらにも是非参加したいと思っています。帰りにはかつての村営軌道の終点・上風連に残る軌道車庫を撮影し釧路へ戻り当方にとっても有意義な1日となりました。
主催の別海町グリーンツーリズム・ネットワーク事務局や別海町の皆さんありがとうございました。

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