鉄道ホビダス

2011年5月16日アーカイブ

110515n005.jpg
▲京都本線上牧~大山崎間は東海道新幹線と並走する。阪急はこの区間の高架化工事の際、1963(昭和38)年4月から12月にかけて、開業前の新幹線軌道を借りて運転を続けた。'11.3.24 水無瀬
クリックするとポップアップします。

おかげさまで『阪急だいすき』は幅広い年代の皆さんからご好評を頂戴しておりますが、一部の取材には阪急本社の皆さんのご案内で私も同行させていただき、一見では見逃しがちな興味深いスポットの数々を拝見することができました。

110515n004.jpg
▲梅田駅1号線ホーム(京都本線)の頭端部。▼印の1~3に注目。'11.3.24 梅田
クリックするとポップアップします。

110515n002.jpg110515n001.jpg
▲▼印1はいまだ残る方向板(運行標識)の収納ケース(左)。▼印2(右)は新聞原稿入れの箱。'11.3.24 梅田
クリックするとポップアップします。

取材のメインは「阪急阪神1dayパス」で巡る各線の見どころで、ナビゲーター役をお願いたのはお馴染みの小倉沙耶さん。カメラマンは『鉄おも!』でも活躍していただいている金盛正樹さんが務め、もちろん『鉄おも!』の武井 豊編集長が統括、阪急電鉄本社からもお二方が終日お付き合いいただくという大部隊での取材となりました。

110515n028.jpg
▲頭端部の両翼、1号線(▼印3)と9号線を見下ろす2階には喫茶店がある。絶好のビューイングポイントだ。'11.3.24 梅田
クリックするとポップアップします。

スタートはもちろん梅田駅。1号線から9号線までずらりと並んだ頭端式ホームはまさに阪急の顔ですが、ここにもよく見ると奇妙な設備が...。ことに1号線頭端部にある「新聞原稿入」には驚かされました。さすがに現在では使われていないそうですが、京都本線の電車に乗って新聞社の京都支社の新聞原稿が梅田まで届けられ、大阪の編集局へと運ばれていたのだそうで、大切な新聞原稿を受け取ってこの箱まで届けるのは京都本線の運転士さんの役目。あの阪神淡路大震災の時にはこの箱が大活躍をしたそうですが、もちろんネット社会となった現代では休眠状態です。

110515n009.jpg
▲生まれ変わった嵐山駅。「京とれいん」の運転も始まり、注目度も高まりつつある。'11.3.24 嵐山
クリックするとポップアップします。

110515n027.jpg昨年リニューアルされた嵐山線の嵐山駅も印象に残る駅でした。駅名標やベンチ、屑入れなどもシックな木目調に統一され、京町屋をイメージした駅舎には温かい灯の行灯が下がって情緒を盛り上げています。5月8日までの土・日・祝日は話題の「京とれいん」も乗り入れてひときわ注目を浴びていました。
▲柔らかい明かりを灯す行燈。なお、通常は夕方からの点灯で、これは撮影用に点けていただいたもの。'11.3.24 嵐山
クリックするとポップアップします。

110515n011.jpg
▲嵐山駅ホームで取材中の小倉沙耶さん。撮影するは金盛正樹カメラマン。リニューアルされた駅名標にも注目。'11.3.24 嵐山
クリックするとポップアップします。

110515n006.jpg
▲一段高くなっている嵐山駅本屋からホームを見渡す。画面左側が現在は使用されていない旧ホーム群。'11.3.24 嵐山
クリックするとポップアップします。

110515n007.jpg110515n008.jpg
▲2号線横の旧線跡(左)。線路はないが、ホームはしっかりとその姿を留める。右は1号線ホームで、嵐山駅では平日は2号線の発着、休日は1号線の発着と使い分けている。'11.3.24 嵐山
クリックするとポップアップします。

110515n010.jpg
▲2号線横の旧線跡のさらに奥にもう1本ホーム跡が残る。こちらも通常は立ち入ることができず、その存在は営業ホームからはわからない。'11.3.24 嵐山
クリックするとポップアップします。

ところでこの嵐山駅には知られざるホームが存在します。実は戦前の嵐山駅は6面のホームに櫛型に5線が入り込む大ターミナルでした。しかし観光路線ゆえ、戦時中に不要不急として複線の本線が単線化されるとともに駅も大幅に縮小されてしまったのです。戦後ずっと眠り続けている旧ホームはもちろん立入禁止ですが、今回は特別のご配慮で60年以上使われていない草むしたホームに立つことができました。見ればこのまま線路を敷設すればすぐにでも復活できそうで、保存車輌を並べれば阪急電車博物館になりそう...などと夢想してしまうのでした。

hankyu_bunner.jpg 

waga06.jpg

RML141bnn.jpg

レイル・マガジン

2011年5月   

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
「編集長敬白」が携帯電話でもご覧になれます。下記アドレスもしくはQRコードを読み取ってアクセスしてください。
http://rail.hobidas.com/blog/
natori/m/

ホビダス・マーケット新着MORE

  • 俺がイル
ネコ・パブリッシングCopyright © 2005-2018 NEKO PUBLISHING CO.,LTD. All right reserved.