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高崎入りしたC61 20。

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▲満開の桜。10パーミルの登坂を軽い足取りで復活C61 20が行く。'11.4.21 上越線 沼田―後閑 P:木村一博(今日の一枚より)
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去る3月5日に鉄道博物館の車両展示線にて有火状態で一般公開されたC61 20号機ですが、営業運転開始への期待が高まる中、所属する高崎車両センター高崎支所構内にて本日報道公開されました。

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▲38年ぶりに復活したC61 20を公式側より見る。分配弁にこれまでなかった大きなカバーが掛けられているのがわかる。'11.4.25 高崎車両センター高崎支所 P:RM(小野雄一郎)
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一般公開の6日後には東日本大震災が日本列島を襲い、各地で今なお困難な状況が続いていますが、この報道公開は、東北地方の戦後復興を支えたC61 20号機の復活の汽笛が東北地方へのエールにできればという「思い」を込めて開催されました。

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▲C61 20を正面より見る。補助灯LP405も点灯しているのに注意。主灯が切れた際、交流電化区間での交換のリスクを回避するために設けられた補助灯(予備前灯)だが、切り替えスイッチではなくフェールセーフで別回路が設けられており、このように両方とも点灯することも可能。'11.4.25 高崎車両センター高崎支所 P:RM(小野雄一郎)

ここで、改めて同機の復活までの道のりを簡単に振り返ってみることにいたしましょう。
 2010年 1月19日 群馬県伊勢崎市華蔵寺公園遊園地より搬出
  以後、大宮総合車両センターを中心に分解・修復作業開始
 2010年12月10日 大宮総合車両センターにてボイラー載せ
 2011年 1月27日 大宮総合車両センターにて「火入れ式」開催
 2011年 3月5日 鉄道博物館にて有火状態で一般公開

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▲C61 20号機のキャブ内(左)。インゼクタや水面計は新式のものに交換されているのがわかる。C61形の特徴の一つでもあった自動給炭機(ストーカー)が撤去されたキャブ下部。'11.4.25 高崎車両センター高崎支所 P:RM(小野雄一郎)
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さて、修復され自走可能となったC61 20が営業運転を開始するのはいつかが気になるところですが、JR東日本高崎支社によると、具体的な日付けはアナウンスしていないものの、7月よりスタートする群馬デスティネーションキャンペーンに合わせて営業運転を開始したいとしており、上州路で同機のブラスト音を堪能することができるのもいよいよ間近だといえそうです(なお、詳細な運行区間や時間等はJR東日本高崎支社のWebサイトで5月下旬ごろに発表となる予定です)。

取材協力:東日本旅客鉄道株式会社高崎支社

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▲ついにC61 20が本線上に姿を現した。'11.4.21 上越線 津久田―岩本 P:木村一博(今日の一枚より)

※「今日の一枚 The Movie」で水上の転車台で方転するC61 20号機の動画がご覧になれます。こちら

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■JR東日本運転再開状況
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▲4月25日現在のJR東日本管内の運転再開状況および運転再開予定。東北本線は21日に全線で運転を再開。 JR東日本提供
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