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写真展「コロラド山岳鉄道の魅力」開催中。

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▲コロラド・ロッキーのシンボルでもあるアスペン(ポプラ)の紅葉のピークは一週間ほど。眩いばかりの黄金色に輝く森の中を行くD&SNG鉄道の列車を捉えたこの作品はヘリコプターによる空撮。 (写真展案内ハガキより)

今週月曜日から古川 享さんの写真展「古川 享 写真展 -コロラド山岳鉄道の魅力-」が始まりました。毎年夏休みに東京ビッグサイトで開催される「国際鉄道模型コンベンション」を主催する日本鉄道模型の会(JAM)会長を務めておられた古川さんは、アメリカはロッキー山麓に展開するいわゆる"ロッキー・ナロー"の大ファンで、長年にわたって撮影を続けておられます。

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▲会場の「ギャラリー・しらみず美術」は銀座の中心地とは思えない静かな空間。スペースこそさほど広くはないものの、ゆったりと作品を鑑賞することができる。'10.3.9

今回の写真展では、現在でも保存鉄道として走り続けるデュランゴ&シルバートン・ナローゲージ(D&SNG)鉄道と、クンブレス&トルテック・シーニック(C&TS)鉄道をテーマに、両鉄道に深く関わられている古川さんならではの作品が並びます。

100310nMGP3325.jpgというのも、古川さんは両鉄道の強力なサポーターでもあり、多方面からの根気強い支援を続けてこられているからです。"Sam"の愛称で現場の皆さんからも慕われる存在だからこそ、被写体と撮影者の絆とも言える信頼関係が作品にも滲み出てきているのでしょう。
▲ヘリコプターでの空撮に臨む古川さん。お話を伺うに、とても高所恐怖症の身には真似できそうもない撮影に脱帽。。
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大のモデラーとしても知られる古川さんですが、もとは日本のパーソナル・コンピュータ黎明期からその基礎を築かれた方で、マイクロソフト㈱の社長、会長、最高技術責任者、米マイクロソフト社の副社長を歴任、現在は慶應義塾大学大学院、メディアデザイン研究科で教授をお務めです。もちろん鉄道写真も筋金入りで、ナローゲージ・コンベンションで何度かご一緒する機会がありましたが(アーカイブ「ナローゲージ・コンベンションの旅」参照)、そのアグレッシブな撮影には、こちらが圧倒される思いでした。

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▲古川さんはカリフォルニアの"NARROW GAUGE PRESERVATION FOUNDATION"からロッキー・ナローを応援する写真集を相次いで出版されている。これは昨年刊行された最新刊『Durango & Silverton』

その古川さんがここ数年はまっているのがヘリコプターによる空撮だそうで、会場内に展示された作品もかなりの枚数が上空から撮られたものです。高度が低いため一見して空撮には見えないものも少なくありませんが、現地の地形を知っている者にしてみると、こんな角度に足場はないはず...と不可思議に思う絵柄が少なくありません。古川さんは近年C&TS鉄道の写真集(→こちら)とD&SNG鉄道の写真集(→こちら)をあいついで出版されており、空撮の成果はこれらの写真集にも反映されています。

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▲お気に入りの作品の前に立つ古川 享さん。超がいくつも付くようなご多忙にも関わらず、そのバイタリティーにはいつも脱帽させられる。'10.3.9

ちなみにこの写真集は会場内でも販売されており、5000円で購入すると古川さんご本人が同額の5000円を追加(マッチングギフト)してパラリンピック支援に寄付する活動も行われています(古川さんのツイッター参照→こちら)。

■古川 享 写真展 -コロラド山岳鉄道の魅力-
3月8日(月)~3月16日(火)
12:00~18:30
※日曜休廊/最終日17:00まで

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