鉄道ホビダス

ふたたびC61 20の先輪について。

09a-196803n.jpg
2月6日付けの「C61 20 先輪振り替えの謎」に関して、土方博生さんからさらに追加情報と写真をお送りいただきましたので、ご紹介することにいたしましょう。
▲こちらも土崎工場全検入場以前に撮影されたもの。わかりにくいが確かに第2先輪はすでに丸穴ウエップ付となっている。'68.3 盛岡機関区 P:土方博生  
クリックするとポップアップします。

先般、土方博生さんからお送りいただいた写真で、1968(昭和43)年10月に土崎工場留置線で撮影されたC60 9号機の第2先輪が丸穴ウエップ付車輪であることが証明されましたが、C61 20号機の第2先輪はそれよりはるか以前から丸穴ウエップ付となっていることが坂内定比古さん撮影の写真で判明しました。これを受けて土方さんがふたたびデジタル化したご自身のネガアーカイブを検索し、新たに1968(昭和43)年10月以前のC61 20の写真を何葉か発掘してくださいました。

14b-19690924n.jpg
▲秋田駅ホームに客車を据え付けるべく退行するC61 20。土崎工場の全検出場が9月12日なので、出場間もない時点で撮影された写真である。この時点で、煙室戸ハンドルが丸に十字の、大宮工場施工機によく見られるタイプに交換されている点にも注目。'69.9.24 秋田 P:土方博生  
クリックするとポップアップします。

1968(昭和43)年3月に盛岡機関区で撮影された写真は、角度が前がちで判別しにくいながら、よくよく観察するとすでに第2先輪が丸穴ウエップ付車輪となっていることがわかります。

15a-19690924n.jpg
1969(昭和44)年9月の土崎工場全検出場直後の写真もお送りいただきました。当然ながら第2先輪は丸穴ウエップ付となっていますが、入場以前の車輪は郡山工場で振り替えられたC59のもので、何らかの理由で再びこの全検で廃車留置線に置かれていたC60 9のものと取り替えられた可能性も否定できません。
▲秋田駅を発車してゆくC61 20。第2先輪の丸穴ウエップ付車輪がよくわかるカット。'69.9.24 秋田 P:土方博生  
クリックするとポップアップします。

土方さんによれば、「梅小路蒸気機関車館に保存されているC61 2においても、青森機関区に所属していた1968(昭和43)年9月1日現在で、C60 39やC61 30(この時点でまだ現役)のパーツを使っていたりで、相当数の転用があるのではと思われます」とのこと。ちなみに土方さんのアーカイブの中で確認できる当時の青森区のC61は、ウエップ付=16・20、プレート=2・6・18・19・24・28という分布、また、ウエップ付C60で確認できるのは、8・9・10の各機だったとのことです。

hensyuuchou_520120.jpg
hirota_2.jpg

レイル・マガジン

2010年2月   

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            
「編集長敬白」が携帯電話でもご覧になれます。下記アドレスもしくはQRコードを読み取ってアクセスしてください。
http://rail.hobidas.com/blog/
natori/m/

ホビダス・マーケット新着MORE

  • 俺がイル
ネコ・パブリッシングCopyright © 2005-2018 NEKO PUBLISHING CO.,LTD. All right reserved.