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地下鉄桜通線に6050形。

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▲完成した6050形の外観。先頭部は垂直方向に後退角を持たせた「くの字」とし、シャープな感じを出している。P:名古屋市交通局提供  
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桜通線野並・徳重間の延伸に対応するため、桜通線車輌を新造車輌としては16年ぶり、新型車輌としては開業後初めて導入すると名古屋市交通局が発表しました。

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▲簡易バケットタイプの座席が採用された客室内。車いすスペースも各車1ヶ所設置されている。P:名古屋市交通局提供

この6050形は可動式ホーム柵に対応した車輌で、以下のような特徴を備えています。
(1) 可動式ホーム柵に対応
・可動式ホーム柵に対応するための制御装置を装備。
(桜通線では、可動式ホーム柵を延伸区間の新駅に加え、23年度完了予定で既設駅においても整備予定)
(2) デザイン
・行先表示は、電光(LED)式の行先表示を採用。
・外観は、側面の扉、窓の配置及び正面非常扉の位置については、既存の6000形と同様としているが、先頭部分は差別化を図るため垂直方向に後退角を持たせた「くの字」とし、シャープな感じを出している。
・外観配色は、従来の車輌と同様、ステンレスの無塗装とし、側面窓上下には桜通線のラインカラーである赤色の帯を配し、既存の6000形との連続性を確保しつつ差別化を図るため白を抱き合わせたものとし、側面の扉にも帯を配している。
(3) バリアフリー化の推進
・車いすスペースを各車1ヶ所設置(従来の先頭車・最後尾車の2ヶ所を、各車輌に設置し、5箇所2.5倍へ)。
・車輌の床とホームとの段差を従来より20mm縮小。
・聴覚障害者等が車内外からドアの閉のタイミングを確認できるよう、乗降口上部にドア閉動作開始ランプを取付。
・シートは区分を明確にするため簡易バケットタイプとし、7人掛けには縦手すりを設置。
(4) 環境にやさしい車輌
最新の技術導入を行い、現状の6000形以上の高効率な機器を採用して電力使用量の削減を図っている。
(5) 安全性の向上
・火災対策のため客室にはより燃え難い材質や煙や有毒ガスの発生量が極めて少ない材質を使用。
・火災対策のため煙が連接した他の車輌への広がりを防ぐため、連結部には全て扉を設置。
・列車の速度、ブレーキ、自動列車制御装置の速度規制値、車輌の状態などを0.2秒ごとに記録する運転状況記録装置を装備。
(6) 利便性、快適性の向上
・各車輌にマイコン制御の空調(クーラー)を導入し、車内温度のほか、車外温度、湿度センサー、乗車率に合わせたきめ細かい制御を各車ごとに行なう。(従来は、室内温度センサーのみで設定。温度は28度設定。)

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▲6050系と在来6000系との比較。P:名古屋市交通局提供  
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編成は1編成・5輌組成で、定員は先頭車136人、中間車 147人(1編成の定員:713人)、購入価格は約8億7千万円(1編成)と発表されています。注目の営業開始は検査、試運転等を経て、平成22年7月上旬から予定されています。

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