搬出を待つC61 20。
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▲「祝 C61 20復活記念」の看板も誇らしげに華蔵寺公園での最後の正月を過ごすC61 20号機。搬出に備えてか、テンダ横にあった桜の巨木は切り倒されて跡形もなくなっている。'10.1.2 華蔵寺公園遊園地 P:木村一博
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昨年12月8日に動態復活が発表されて以来、一気に注目の的となった群馬県伊勢崎市華蔵寺公園遊園地に保存されているC61 20号機ですが、復活を記念して、去る12月19日から1月6日まで、通常は開放されていないキャブ内が一般公開され注目を集めました。地元の木村一博さんが公開時の様子をお送りくださいましたので、さっそくお目にかけることにいたしましょう。
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▲キャブ内部の特別公開は親子連れで大賑わい。ひと組あたり3分ほどのインターバルで次々とお目当ての運転台へ…。'10.1.2 華蔵寺公園遊園地 P:木村一博
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C61 20号機は外観の傷みや欠品も少なく、その保存状態の良さが特筆されることはすでにお伝えいたしましたが(アーカイブ「祝! C61 20復活決定」参照)、キャブ内も非常に状態が良く、欠品どころか水面計の保護ガラスさえ割れずに残されているのは驚きます。屋根がない状態で四半世紀以上も経っているにも関わらずこれだけの状態が保たれている背景には、管理に当たっている財団法人伊勢崎市公共施設公社の弛まぬ努力があったに違いありません。
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▲財団法人伊勢崎市公共施設公社の手によって大切にメンテナンスされてきただけあって、キャブ内も驚くほど綺麗。水面計ガラスさえ割れていないのは驚き。'10.1.2 華蔵寺公園遊園地 P:木村一博
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▲機関士席(左)。缶圧力は母体のD51(14㎏/c㎡)より高い15㎏/c㎡で、ボイラ圧力計に赤線が示されている。写真右は助士席側で、焚口右下に並んだバルブはストーカーの噴射調整バルブ。'10.1.2 華蔵寺公園遊園地 P:木村一博
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▲C61の特徴でもあるストーカー(自動給炭装置)送りネジのカバー。今回の復活にあたってこのストーカーが活かされるのかどうかも注目。'10.1.2 華蔵寺公園遊園地 P:木村一博
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C61形のキャブは密閉式で外観的にはゆったりしているように見受けられますが、焚口中心とテンダの石炭取出口との間隔は1374㎜(C60形は1459㎜、C62形は1443㎜)と “ハドソン3兄弟”の中で最も狭くなっています(RMライブラリー、西尾恵介著『国鉄蒸機の装備とその表情』下巻参照)。
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▲テンダ(10-17S形)の石炭取り出し口付近。機炭間距離が接近しているのがよくわかる。'10.1.2 華蔵寺公園遊園地 P:木村一博
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動態復活に当たって注目されるのは、C61形の特徴のひとつでもあるストーカー(自動給炭装置)が復元されるかどうかでしょう。あわせてD51 498号機やC57 180号機のように重油併燃装置が追加されるのかどうか、それによってテンダ形式がどう変わるのかも趣味的には気になるところです。いずれにせよ、注目のC61 20は遠からず長年住み慣れた華蔵寺公園をあとに、本格的な修復へと向かうはずです。





