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2008年12月14日
ペンタックスK-mを使う。
▲APS−Cサイズに相当する撮像素子を搭載した有効1000万画素以上のデジタル一眼レフとしては最小のボディのペンタックスK-m。6kg/mレールと比べてもこの小ささ。
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10月下旬に新発売となったペンタックスのデジタル一眼レフ“K-m”をお借りして試用しています。「手ぶれ補正機能内蔵で、世界最小ボディ」が謳い文句のペンタックスK-mですが、実物を手にしてみると、その小ささに改めて驚かされます。ボディ本体は大きさ約122.5×91.5×67.5㎜に質量約525gと、フラッグシップ機のK20Dより3割ほど軽く、それでいて有効約1020万画素を実現しているのです。
▲コンパクトなボディはそのまますっぽりと手の中に収まってしまう。装着しているレンズは“K-mレンズキット”のDA L18-55㎜F3.5-5.6AL。
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キャッチコピーに「ママ想いの世界最小」とあるように、デジタル一眼ビギナーの女性層をメインターゲットとしているだけあって、さまざまな配慮がされています。背面の操作ボタン類はコンパクトデジカメと同様に右手ワンタッチで操作できるように右サイドに集約されており、軍艦部の液晶パネルも思い切りよく廃して、すべての撮影情報を背面の液晶モニターに集中させています。心憎い配慮はメインスイッチ手前に位置する「?」マークの“ヘルプボタン”で、機械的作用のレンズ交換用ボタン以外、触ったすべてのボタン・スイッチ類の役目と使用方法を液晶モニター上で懇切丁寧に説明してくれます。言うなれば「取説」が内蔵されているわけです。
あまりに小さく、かつ質量も軽いとあって、ハイエンド機を使い慣れた手には、最初は少々頼りなく感じられますが、ホールディング感は実に良く、一日持ち歩いているだけで充分手に馴染んできます。また、独自のボディ内蔵手ぶれ補正機構(SR=シェイクリダクション)とあいまって、試写中もかなりの低速シャッターでも安心して使うことが出来ました。
▲液晶モニターは2.7型TFT(約23万ドット)。ボディ本体が小さいため背面のかなりの面積を液晶モニターが占め、すべての撮影情報がこのモニターに集約されている。ただ、ライブビュー機能が省略されているのは残念。
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さてこのペンタックスK-m、電源はK20Dなどで用いられているリチウムイオン充電池ではなく単3電池4本です。一瞬、耐久性に不安を感じる方もおられるでしょうが、単3リチウムでの一般撮影(気温23℃)での撮影可能枚数は約1650枚(メーカー公表値)と充分です。それよりも私が単3電池と聞いて連想したのは海外での使用です。ご存知のようにコンセント形状は国によって異なっており、事前にリサーチしてアダプターを用意しても、いざ現地に着いてみると充電器が使えない…などという泣くに泣けない事態も起こりかねません。その点「単3」であれば、たとえ電気が来ていない場所であろうと、バザールに行けば間違いなく入手することができます。軽量・コンパクトなボディに1000万画素オーバーのクオリティ、そして単3電池電源と、海外へ持ってゆくには絶好の機種ではないでしょうか。
▲大仰なプロユース一眼レフと違って、ショルダーバッグに入れて気軽に持ち出せるメガピクセル一眼がペンタックスK-m。名残の紅葉をバックに京阪石山坂本線を行く600形。'08.12.7 三井寺 (ペンタックスK-m/DA L18-55㎜F3.5-5.6AL)
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さらに白とびを抑えるダイナミックレンジの拡大、暗部のディテールを出すシャドー補正など、鉄道写真にもありがたい機能も盛り込まれています。しかも連続撮影はK20Dを凌ぐ約3.5コマ/秒。小ささとこれらの機能を活かして、鉄道撮影にも活躍してくれるに違いありません。
※メーカーの特設サイトは→こちら
投稿者 名取紀之 : 2008年12月14日 10:50


