第29回日本鉄道模型ショウ始まる。
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▲今年も工作派を中心としたモデラーの熱気に包まれた大田区産業プラザ大展示ホール。手前のGスケールのキハ35(?)はCJ-PROが参考出品していたペーパー製の“Gトレインショーティー”。遠からず発売になるとのこと。
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秋の鉄道模型エキジビションとしてお馴染みの「日本鉄道模型ショウ」が今日から始まりました。会場はこちらも恒例の大田区産業プラザ(PIO)一階大展示ホールと二階の小展示ホール。来年で30回目を迎えようという歴史あるイベントだけに、会場内にはさまざまな見所がいっぱいです。
実に94社もの出展社で埋め尽くされた大展示ホールは、午前中からかなりの混雑ぶり。どちらかというと工作派、しかも16番モデラーの比率が高いイベントだけに、各出展社のブースには、ここぞとばかりに熱心な質問を重ねるお客さんの姿がそこかしこに見受けられました。普段はなかなか接点のないメーカーのご店主との語らいもこのイベントの妙味といえる部分で、主催する日本鉄道模型連合会ではエンドユーザーも参加可能な懇親会(1日夜)を設定するなど、積極的に送り手と受け手の間のバリアフリー化に努めているのも特筆されます。
▲天賞堂からは年末発売予定とアナウンスされているキハ17系に続いて、やはりプラ製のキハ55系のサンプルが展示された。キハ55、26、キロ25の3形式で、準急色、急行色、首都圏色(展示サンプルは未塗装のテストショットで首都圏色ではない)の3バージョンが用意されるとのこと。発売は来年夏の予定。
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▲気持ち良いサウンドを響かせてひときわ注目を集めていたのが天賞堂のカスタムシステム搭載EF58。D51、DD51に続くダイキャスト製品で、駆動モーター音、汽笛、ATS警報音、ドア開閉音などがリアルに再現されている。来年早々には発売とのことで待ち遠しい方も多かろう。
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会場内にはもちろんNスケールも多いものの、やはりとりわけ目立つのは1/80スケールの金属キットでしょう。半田付けの実演をはじめ、午後には早々に売り切れとなってしまっていた交換用コテ先など、まだまだ金属工作に取り組むモデラーが少なくないことに心強い思いがいたします。
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▲メディカルアートのブースで見かけた009(1/76、9㎜ゲージ)のライブスチーム。英国のモデラーによる受注生産で、価格は16万と安くはないものの、任意の番号とネームプレートを付け、しかもアフターメンテナンスもしてくれるとのこと。十年ほど前に輸入されたことはあるが、久しく絶えていた“逸品”。写真手前が取り外したアルコールランプ。
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そんななか、全体を見渡してみると意外なほどナローものの新製品が多いのに気づきます。もちろん個人的嗜好からそちらが目につくのは否めませんが、ひと昔前までは限られたメーカーのアイテムだったナローが急速に一般化してきているのは間違いありません。なおかつ既製のパワートレーンを利用するお手軽なOナローがひとつのジャンルを築きつつあるのも特徴的です。数年前にアメリカでOn30がウェーブを創ったのと同様に、こちらも今後の展開が注目されます。
▲浜松のアールクラフトが参考展示していたレーザーによるペーパー車体へのリベット表現のサンプル。逆転の発想で浮き出すのではなく凹ませることで微細なリベットの感じを再現しようとしている。製作はYAMA模型。店主の井指さん曰く「ニセスチールならぬニセリベットです」。
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▲このところ積極的にOナローを展開しているペアーハンズからは“岩手富士タイプ”と銘打った特殊軽量機関車のボディーキットが新発売。ご覧のように展示レイアウトをサンプルが軽快に走り回っていた。それにしてもこんなマニアックな機種までリリースされるとは…。
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さて、この第29回「日本鉄道模型ショウ」、明日2日(日曜日)までの開催(10:00~17:00)です。会場の大田区産業プラザへは京浜急行京急蒲田駅から徒歩4分、JR京浜東北線蒲田駅からだと徒歩12分ほど。入場料は1000円(保護者同伴の小学生以下は無料)ですが、オールカラー60ページの年度版カタログ(\500)が入場券とともについてきます。このカタログ、毎年テーマを設定して実物の特集を組んでいますが、今年のテーマはC62生誕60年。18ページにわたるグラフと記事は、高橋 弘さん撮影の貴重な画像の数々とあいまって必見です。
なお、会場には弊社もブースを出しておりますので、ぜひお立ち寄りください。
▲アルモデルからはやはりOナローの南筑軌道の石油発動車が発売となった。ボンネットリッドに相当する無点火石油発動機のレギュレータ部のカバーが一体のホワイトメタル製のため結構な重量がある。いずれは後ろに続く客車も…とはご店主の弁。
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▲会場の大田区産業プラザは京急蒲田駅の目の前。ちょうど京急蒲田駅付近は高架化工事がたけなわで、空港線の分岐シーンもファンとしては見逃せない。お出での際はついでにぜひウォッチングを…。
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