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2008年05月02日
この連休も“加藤くん”が走ります!
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▲先週末の「通洞駅祭り」でお披露目となった足尾歴史館のエンドレス軌道。客車を従えて晴れ舞台に立つのはわれらが“加藤くん”。'08.4.26 P:けいてつ協会
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いささか旧聞にはなりますが、先週末の4月26日(土)・27日(日)に行なわれた「通洞駅祭—わてつに乗って足尾へ行こう!!—」はたいへんな好評裏に幕を閉じ、遠路はるばる来訪される方も多かったそうです。
今回のイベントのテーマは「トロッコ列車」。第一のトロッコ列車は、わたらせ渓谷鐵道の「トロッコわたらせ渓谷号」、第二のトロッコ列車は足尾銅山観光の坑道見学用の珍しいラックレール式(勾配用)トロッコ列車、そして第三のトロッコ列車は、このイベントに合わせて新しく登場した足尾歴史館の「足尾ガソリン軌道・歴史館線」です。完成間際の状況はすでに「“パリダカ”の増岡さんと足尾・日光のトワイライトゾ〜ンを巡る」で動画を交えてお伝えしておりますが、ボランティアの皆さんの弛まぬ努力が実って、予定通り4月26日にエンドレスの2フィート軌道が“開通”しました。
▲キャブには古河鉱業の伝統の社紋“やまいち”マークが描かれ雰囲気を盛り上げる。'08.4.26 P:けいてつ協会
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▲2輌の客車を牽いて快走する“加藤くん”。足尾歴史館の皆さんの手厚い整備で調子も絶好調。'08.4.26 P:けいてつ協会
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残念ながら私はうかがえませんでしたが、ことに4月27日の日曜日は好天に恵まれたこともあってたいへんな賑わいだったそうで、かつて足尾町内を走っていたガソリン軌道を知るお年寄りの皆さんも懐かしくこの新設軌道を見ておられたとのことです。
現在運行しているのは“加藤くん”こと加藤製作所製4tディーゼル機関車と、向ヶ丘遊園から払い下げられたボギー客車2輌の編成。加藤製ディーゼル機関車はこの展示動態運転を前に、足尾歴史館のメンバーで地元で自動車整備工場を営む町田 洋さんの手によって、エンジン調整やラジエータの補修など手厚い再整備を受け、とても半世紀前の機関車とは思えないほど快調な走りっぷりを見せてくれています。
▲客車はかつて向ヶ丘遊園の園内軌道で使用されていたものを再整備して利用。'08.4.26 P:けいてつ協会
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ところでその町田さんらが中心となって現在取り組んでおられるのが、かつて足尾の町中を走り回っていたAフォード改造ガソリン機関車の復元プロジェクトです。極めて高い技術力を持っていた古河鉱業の足尾銅山工作係が昭和初期に自社で製作した自重3tに満たない小さなガソリン機関車は、その愛らしい姿が多くのファンを虜にし、近年になっても模型化されるなど根強い人気を誇っています。足尾歴史館ではなんとかこの“フォード”の実物大のレプリカを作って、今回完成した歴史館線で走らせようと調査を開始しています。私も手持ちの組立図や部品図のコピーをお渡しするなど微力ながら協力させていただいていますが、 “フォード”の復活が現実となる日を今から楽しみにしたいと思います。
▲足尾歴史館のエントランスには須永秀夫さん製作の約3分の1スケールの“フォード”が鎮座する。'08.3.25 P:名取紀之
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▲わたらせ渓谷は今まさに清清しい新緑のシーズンを迎えようとしている。足尾の山々をバックに走る“加藤くん”もなかなか絵になる。'08.4.27 P:けいてつ協会
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さて、先週の好評を受けて、足尾歴史館では今週末の4連休にも歴史館線で“加藤くん”の公開運転を行うそうです。 昭和の香りの残る足尾の町の散策を兼ねて、訪ねてみられては如何でしょうか。
■足尾歴史館
わたらせ渓谷鐵道通洞駅下車
〒321-1523栃木県日光市足尾町松原2825
TEL/FAX:0288-93-0189
※お楽しみいただいている小ブログですが、連休中は出先の通信事情の関係で休載させていただきます。5月6日より再開の予定ですので、あしからずご了承ください。
投稿者 名取紀之 : 2008年05月02日 15:38

