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2008年05月15日

あの常紋に煙ふたたび。

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▲金華を出て1キロもない151.5kmポスト付近から始まる連続25‰勾配は、R300の急曲線を繰り返しながら、常紋信号場まで延々4キロ近くも続く。遠軽区の9600の後押しを受けながらもD51 608〔北〕の牽く上り貨物は今にも停まりそうな速度で激闘を続ける。'72.3.29 金華−常紋(信)
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このところ蒸気機関車の話題が続きますが、昨日JR北海道から、あの“常紋”に33年ぶりに蒸気機関車の姿が帰ってくるというニュースが飛び込んでまいりましたので、今日はその詳細をお知らせいたしましょう。国鉄現役蒸機を知る世代にとってはまさに“血が騒ぐ”イベントとなるはずで、さっそく渡道プランを練られる方も少なくないのではないでしょうか。

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注目の運転日は6月28日(土曜日)・29日(日曜日)の2日間。運転区間は常紋を挟んだ北見〜白滝間で、C11 171が客車4輌を牽引します。もちろん名にし負う常紋越えをC11が単機でこなせようはずもなく、ヘルパーとしてDE10が重連でサポートに当たります。
▲生田原側から常紋隧道を抜けて金華へと駆け下りてゆくD51 1008〔北〕牽引の下り貨物列車。左には引き上げ線で通過退避している上り貨物列車が見える。'72.3.29 金華−常紋(信)
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○運転日:2008年6月28日(土)・29日(日)
○運転区間:北見⇔遠軽⇔白滝
○使用車輌:C11 171+客車4輌(全車指定席) 定員256名
○運転時刻
〔上り〕
北見8:28→留辺蘂9:44→生田原10:14→遠軽10:36‐11:51→丸瀬布12:16→白滝12:44
〔下り〕
白滝13:22→丸瀬布13:50→遠軽14:17‐15:59→生田原16:25→留辺蘂16:57→北見17:33
○編成
北見→遠軽 C11 171+客車4輌+DE+DE
遠軽→白滝 DE+DE+客車4輌+C11 171(逆)
白滝→遠軽 C11 171+客車4輌+DE+DE
遠軽→北見 C11 171(逆)+DE+DE+客車4輌
(指定券発売開始:1ヶ月前の10:00より)

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「SL常紋号」の主要駅発着時刻と編成。当然ながら遠軽でスイッチバックとなって進行方向が変わる。(JR北海道提供)

また、この「SL常紋号」の運転に合わせて沿線ではさまざまなイベントが企画されており、「雨宮21号」が活躍する「丸瀬布いこいの森」(アーカイブ「丸瀬布いこいの森を訪ねる」参照)へも丸瀬布駅からのバス増便などでアクセスが向上する予定だそうです。さらに遠軽周辺の名勝・観光施設をめぐるJR利用者専用アクセスバス「ぐるっと遠軽号」の運転をはじめ、各種記念グッズの販売なども予定されているとのことです。
詳しくはこちら(PDF形式)

足しげく通った常紋ですが、3年ほど前にDD51重連の添乗取材(アーカイブ「常紋の季節」参照)で通過した際は、そのあまりの変貌ぶりに衝撃を受けたものです。『ドキュメント感動の所在地』が伝えるように、あれほど賑やかだった信号場も、今や単なる通過点と化し、もちろん人影はありません。それだけにもう一度、あの“三角山”から羊腸の峠路をゆく蒸機の姿を拝んでみたいものです。

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●16日金曜日のNHKラジオ第1「金曜旅倶楽部」で15時20分頃から5分ほど生放送でお話をします。全国どこでも受信できますので、お時間のある方はぜひお聞きください。
※上のバナーをクリックすると番組案内のHPにとびます。

投稿者 名取紀之 : 2008年05月15日 15:33

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