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2008年02月27日

再び“パタパタの除雪車”。

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▲自社工場で車体更新改造中の3号機。右の下回り部には手ブレーキのポストが立っているのがわかる。'83.9.24 P:早川淳一

先日本欄でご紹介した太平洋炭礦の“パタパタの除雪車”をご覧になった北海道在住の早川淳一さんから、“同種”の仲間(?)の写真をお送りいただきましたので、さっそくお見せしたいと思います。

19840504-1n.jpg早川さんによれば「1984年のGWに釧路を訪れた際、まだB型ロコで運行されていた坑外軌道を見に行くと、春採ヤードの片隅に除雪車らしき車輌が停車していました。こんな華奢な車体でロータリー車か?…と、半信半疑でシャッターを切ったのを覚えています。名取さんのブログの車輌とはまた別の車と思われますので、もしかするとこの間の“新製”か“改造”だったのでしょうか。とりあえず一報させて頂きたいと思った次第です」とのこと。写真を拝見するに、たしかにまったく違ったスタイルですが、ゴムの“パタパタ”部は瓜二つ。さらに軸受の形状を仔細に見比べるとこれまた極めて似ています。ひょっとすると十年近い歳月の間に改造された可能性も否定できませんが、だとするとキャブの前後関係が逆になるなど、俄に信じ難い気もします。
▲これが“パタパタの除雪車”の「新種」。えらく華奢な造作で、雪を飛ばすどころか、ローターの回転とともに車輌そのものが倒れてしまいそう…。'84.5.4 P:早川淳一
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▲原形を保つ2号機(左)と車体更新改造を受けた8号機(右)。更新機の方は側窓もサッシ窓化されている。'83.9.24 P:早川淳一

19840504-2n.jpgついで…と言ってはナンですが、と前置きをされて1983(昭和63)年に車体更新が行われた3号機と8号機の写真も頂戴しました。太平洋炭礦坑外軌道の電気機関車は1984(昭和64)年11月に昇圧に伴ってニチユ製16tBB電機(No.161〜164)に置き換えられてしまっていますので、更新車体の東芝製8t機はわずか一年ほどしか稼動しなかったことになります。早川さんからお送りいただいた画像には車体載せ替え工事中の写真もあり、今となってはたいへん貴重な記録です。
▲更新改造後の3号機。8号機と比べると手すり形状などに微妙な差が認められる。黄色いV字ラインは更新機の識別用だろうか。'84.5.4 P:早川淳一
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“パタパタの除雪車”の謎はいよいよ深まるばかりですが、なにはともあれ早川さんにはあつくお礼申し上げたいと思います。なお、早川さんは「港町の小さなCOAL TRAIN」と題してご自身のサイト(→続編の1985年春の様子はこちら)に多数の画像をアップされております。 ぜひご覧になってみてください。

投稿者 名取紀之 : 2008年02月27日 13:22

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