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2008年02月17日
盛況だった「RM×ニコン鉄道写真セミナー」。

本誌誌上でもご案内申し上げたとおり、今日は東京・銀座のニコンプラザで「RM×ニコン鉄道写真セミナー」が開催されました。偶然にも「東京マラソン」の開催日とあって、ニコンプラザのある銀座周辺はすさまじいばかりの人出…そんななか、こちらの会場はマラソンに目もくれない鉄道写真ファンの熱気で溢れかえっていました。
▲午前・午後とどちらの部も定員を上回る応募をいただき大盛況の会場。'08.2.17
会場スペースの関係もあって参加人数を限らせていただきましたが、予想をはるかに超える多数のご応募を頂戴し、急遽座席数を増やしたものの、多くの皆さんに涙をのんでいただくこととなってしまいました。抽選からもれた皆様には改めてお詫び申し上げます。
今回のセミナーは「広田尚敬&小山伸也が語るD300鉄道写真テクニック」と銘打たれたサブタイトルのように、ニコンのデジタル一眼レフD300でどう鉄道写真を撮り込むかがメインテーマです。ニコンのデジタル一眼というとどうしてもフラッグシップたるD3に思いを馳せてしまいがちですが、2番手に控えるD300も、とりわけ鉄道写真に関してすばらしいポテンシャルを秘めています。詳しくは機会をみて改めてご紹介してみたいと思いますが、実はニコンさん社内には鉄道写真ファンが極めて多く、このD300の開発に関わった方たちも「趣味は鉄道写真」という皆さんなのです。それだけに、従来機には見られなかった鉄道撮影を前提としたパフォーマンスもいくつか盛り込まれています。
▲会場のニコンプラザ銀座。ギャラリー(ニコンサロン)やメンテナンスサービス部門もある。'08.2.17

▲広田さんと小山さんの絶妙のトークに聞き入る参加者の皆さん。微妙な測光例など、モニターに映し出される数々の作例の臨場感はライブならでは。'08.2.17
セミナーは広田さんがD300で撮りおろした作品を中心に、小山さんのテクニカルな解説を交え、思わず聞き入ってしまう一時間半でした。ことについ先日特写にお出でになったという釧網本線「冬の湿原号」のC11は、いかにも広田さんらしい絶妙の間を捉えた作品で、さながら写真集『蒸気機関車たち』のひとこまを見ているかのようでした。ややもすると撮り尽くされたと思われがちなイベント運転の蒸気機関車も、撮りようによってはまだまだ未知の境地があることに気づかされた思いです。
▲ニコンプラザ銀座入口に置かれたセミナーのインフォメーションボードにはお二人のポートレートが…。'08.2.17

▲来場された皆さんからのサインにも気軽に応える広田さん。なかには30年以上も前の著作をお持ちになる方もおられ、“広田写真”の根強い人気を物語っていた。'08.2.17
ちなみに広田さんは来年で鉄道写真を撮り始めてから60年になるそうです。カウントの起点は、少年時代に模型製作の参考にと近所の田町電車区に撮影に行った1949(昭和24)年。鉄道写真生活60年を記念しての数々のプランも練っておられるそうで、そちらも今から楽しみです。
投稿者 名取紀之 : 2008年02月17日 22:39

