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2007年12月22日
「国鉄車輌誕生」下巻が完成。

▲鴨宮実験線で200km/h試験走行に挑む新幹線試作B編成。東海道新幹線開業2年前の歴史的一枚。'62.10.31(『国鉄車輌誕生−車輌開発の黄金時代−』下巻より)
RMライブラリー100巻記念として先月お送りした星 晃さんの秘蔵カラーよるRMライブラリー『国鉄車輌誕生−車輌開発の黄金時代−』(上巻)はたいへんなご好評をいただきましたが、このたび待望の下巻が完成いたしました。
改めてご紹介いたしますと、本書は国鉄で副技師長を務められ、戦後の車輌設計、とりわけ昭和30年代から昭和40年代初頭の国鉄黄金期の車輌設計に責任者として関わられた星 晃さんが撮影された秘蔵のカラー写真を上下2巻に分けてご紹介するもので、すでに発売中の上巻では高性能電車の始祖モハ90系(のちの101系)や「こだま形」モハ20系(151系)、10系客車、キハ20系など、国鉄が戦後復興から高度成長に向け歩みを進めつつあった頃の車輌を中心に収録いたしました。
今回の下巻ではいよいよ新幹線が登場。試作車A編成の回送シーンから鴨宮実験線の様子、そして0系の誕生と営業開始までの模様が色鮮やかに蘇ります。その一方、国鉄の在来線特急電車の集大成ともいうべき存在であった寝台電車581系の開発途中の姿や、公式試運転の模様もファンには見逃せません。もちろん上巻同様、星さんが撮影された当時の旧型車や私鉄電車についても随所でご紹介しています。
▲下巻の巻頭はもちろん「新幹線誕生」。(『国鉄車輌誕生−車輌開発の黄金時代−』下巻より)


▲鴨宮実験線に搬入された試作A編成。塗装もB編成とは大きく異なる(左)。右は試験車輌に実装された3人掛けボックスシートや転換クロスシート。試作車は車輌ごとにまったく異なるシートを装備していた。(『国鉄車輌誕生−車輌開発の黄金時代−』下巻より)
それにしても、改めて完結した上下巻を見直してみると、星さんが設計開発に携われた時代がいかに「車輌開発の黄金時代」であったかを再認識いたします。そして一方で、CADはおろか電卓さえなかった時代に、次々と後世に残る“名車”を生み出してきた国鉄技術陣がどれほど生き生きと意欲と自信に満ち溢れていたかも伺い知ることができます。
▲完成した上下巻をお持ちになった星さん。'07.12.21
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▲星さんがとりわけ情熱を注がれた581系についても、開発途上の貴重な写真をふんだんに盛り込んで「世界初 寝台電車誕生」の章で詳しくご紹介。(『国鉄車輌誕生−車輌開発の黄金時代−』下巻より)


▲日車東京支店で原寸大のモックアップを造って581系の寝台カーテンの寸法・仕様を検討(左)。右はビュフェスタイルの食堂車として好評を博したオシ16車内。(『国鉄車輌誕生−車輌開発の黄金時代−』下巻より)
RMライブラリー101巻『国鉄車輌誕生−車輌開発の黄金時代−』(下巻)
・B5正寸/96ページ(オールカラー)、定価2100円(税込)
■下巻の主な内容
走り出した夢…新幹線試作車1000系/新幹線0系誕生/103・301・113系…成熟期の通勤・近郊形電車/その後のこだま形/旧形国電最後の輝き/世界初 寝台電車581系誕生/蒸機に代わって…ディーゼル機関車/新時代の電気機関車/細分化する貨車たち/全国津々浦々…気動車が行く/変貌する客車列車/ブルートレイン誕生
※RMライブラリー100巻達成を記念して全国の書店で全巻取り揃えたフェアを開催中です。ぜひこの機会にフェア店に足をお運びください。
■RMライブラリーフェア書店
東京旭屋書店札幌店、ジュンク堂書店盛岡店、ジュンク堂書店仙台店、フタバ図書TERA守谷、ささもと書店、丸善津田沼店、書泉グランデ、ジュンク堂書店 新宿店、ジュンク堂書店池袋本店、リブロ池袋本店、オリオン書房立川北口店、蔦屋東大和店、栄松堂書店相鉄ジョイナス店、有隣堂本店、紀伊國屋書店新潟店、
本の店英進堂、精文館書店本店ホビーステーション、星野書店近鉄パッセ店、三省堂書店 名古屋テルミナ店、シェトワ白揚書籍館、旭屋書店本店、ジュンク堂書店三宮店、
TMステーションホビスタ尼崎店、ブックヤードチャプター2、喜久屋書店倉敷店、NET21セルバ岡山店、紀伊國屋書店福岡本店、ジュンク堂書店大分店。
なお、このホビダス上でも地域別・テーマ別で検索できる特設サイトを設けておりますので、こちらもどうかご利用ください。
投稿者 名取紀之 : 2007年12月22日 21:44

