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2007年05月07日

一周年を迎えた富山ライトレール。(上)

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▲富山駅北からインテック本社前電停付近までは実に気持ちの良い街路を進む。電柱の地中化など都市景観への配慮がLRTをより一層魅力的に浮かび上がらせている。'07.4.30

JR富山港線を引き継ぎ、富山市がインフラの整備・改良等を、新会社・富山ライトレール株式会社が運行管理を受け持つ、いわゆる「公設民営方式」でスタートを切ったわが国初の本格的LRT(Light Rail Transit)「富山ライトレール」が去る4月29日で一周年を迎えました。このブログでも「生まれ変わる富山港線」として開業前にご紹介したことがありますが、実は私自身はその後現地を訪れる機会がなく、開業一年目にしてようやくその盛況ぶりを目の当たりにすることができました。

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噂には聞いていましたが、フリークェンシーの高さはもとより、バスをはじめとした他の公共交通機関との“面”での連携、ICカード(Passca=パスカ)の導入や、果ては親しみやすいキャラクター(とれねこ)の設定まで、システムとして実に良く考えられており、改めて驚かされました。まさにこれからのLRTを語るうえで欠くことのできない、お手本のような存在といっても過言ではないでしょう。実際営業面でも大健闘しており、開業から本年3月末までの利用客数は165万1730人。一日平均にすると4900人で、目標としていた3400人(=2002年度の富山港線一日平均利用者数、2005年時点では2200人)を大きく上回っています。
▲起点の富山駅北で発車を待つ“ポートラム”。通常は2列車が並ぶことはなく、右は一周年記念イベント専用車。連休とあってご覧のように乗車待ちの長蛇の列が…。画面左にJR富山駅北口が見える。'07.4.30

portram4n.jpg総延長7.6kmのうち、もとの富山口−下奥井間の奥田中学校踏切から富山駅北まで1.1km区間は新設された「軌道」ですが、これが“街並み”としても実に素晴らしい調和を見せています。一方、旧富山港線を引き継いだ奥田中学校前−岩瀬浜間6.5kmは「鉄道」で、軌道から鉄道に乗り入れた列車は路面とは打って変わった俊足ぶり(最高運転速度60km/h)で終点・岩瀬浜を目指します。
▲一周年記念イベントの期間中、沿線では各種のイベントが繰り広げられた。'07.4.30 富山駅北

portram5n.jpg富山港の「ポート」と路面電車の「トラム」を掛け合わせて“ポートラム”と愛称される車輌は7輌。7色のシンボルカラーを纏う80人乗りの車輌は、新潟トランシスがボンバルディア社のライセンスのもとに新製した2車体連接低床車で、そのスタイリッシュな外観と素晴らしい静粛性が特筆されます。ちょうど一周年に合わせて第一編成(TLR0601)がラッピングされて特別電車として運行されており、その姿を目にすることもできました。
▲一周年イベントを地元メディアが連日報道したこともあってか、連休中の“ポートラム”はとにかく大賑わい。乗車待ちの列が延々と続く。'07.4.30 富山駅北

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▲南口の地鉄ホテルより北口の富山ライトレールを俯瞰する。ゆとりを持って整備された街路を“ポートラム”が走る。ちなみに手前のJR敷地では北陸新幹線の工事がたけなわ。'07.4.30
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投稿者 名取紀之 : 2007年05月07日 23:56

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