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2006年11月29日
いよいよ全貌を現した「鉄道博物館」。

毎月本誌誌上でその進捗状況をお伝えしているさいたま市の「鉄道博物館」建設工事ですが、ついにすべての主要建物の構造工事が完了、その全貌が姿を現しました。今日は運営する東日本鉄道文化財団のご協力で次号連載の取材を行うことができましたので、その様子をいちはやくお伝えすることにしましょう。
▲屋上の「展望スペース」も完成。ここはオープンデッキで東北・上越新幹線と埼玉新都交通を間近に眺めることができる。'06.11.29 P:RM(新井 正)
前回このブログで進捗状況をお伝えしたのが「鉄道の日」の10月14日のことですから、すでに一ヶ月あまりの時間が流れていることになります。それにしても何という速さでしょうか…まさに現代の建築技術の素晴らしさを目の当たりにするかのごとく、今日の時点ですでに主要建物の外形はすべて完成し、一部でははやくも内装工事が行われています。すでに展示用線路が敷設された区画もあり、「鉄道博物館」らしさがじわじわと感じられるようになってきています。
▲「教育ゾーン」「収蔵庫ゾーン」「エントランス棟」「歴史ゾーン」で構成される建屋。「収蔵庫ゾーン」から開始された外壁パネルは「教育ゾーン」を除き貼られた。屋根は緑化部の防水作業を残し完成。'06.11.29 P:RM(新井 正)


▲「北エントランス棟」は鉄骨が組みあがった(左)。これで敷地内に建てられる2棟が姿を現したことになる。右は建屋で唯一曲線を描く「教育ゾーン」の窓。'06.11.29 P:RM(新井 正)


▲歴代の御料車を展示する場所は、最優先で作業が進められている(左)。鉄道記念物であるため、車輌搬入前に空調設備を整えておく必要があるためだ。砂で覆われたターンテーブル設置スペースがごく一部だが姿を現した。線路はその直前に迫ってきている(右)。'06.11.29 P:RM(新井 正)
「教育ゾーン」屋上の展望スペースも完成間近で、この屋上からは眼下を走る東北・上越新幹線と埼玉新都市交通、そして高崎線、川越線が見渡せ、さらに遥かさいたま市中心部のビル群も手に取るように見渡すことができます。


▲「教育ゾーン」は建屋の両端の線路と、ターンテーブルとを結ぶ線路も姿を現した(左)。200系先頭車の展示スペースは、台車・床下機器の見学を考慮してピットが用意されている(左)。'06.11.29 P:RM(新井 正)
オープンまでいよいよ一年を切り、年明けからはノミネートされた保存車輌たちが続々とここ大宮の地に集まってくるはずです。また逐一、本誌誌上、そして時にはこのブログで“夢”が形になってゆく様子をリアルタイムにお伝えしてゆきたいと思います。
投稿者 名取紀之 : 2006年11月29日 20:03

