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▲デハ1002との協調運転中のデハ1001運転台。連結面を目前にノッチ操作をする様は何とも不思議な光景だ。P:名取紀之 撮影協力:銚子電気鉄道
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鉄道ホビダスの最新鉄道情報でもご覧になられた方が多いかと思いますが、銚子電気鉄道で20年あまりにわたって活躍してきたデハ1002号が引退することとなり、来年1月10日(土)に引退記念運行が行われます。

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▲団体貸切のデハ1002を先頭にした臨22列車が仲ノ町を目指す。一見した限りでは普通の2連にしか見えないが、実は唯一となってしまった協調運転中。'14.12.14 P:諸河 久
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当日は銚子~外川間全線で7往復が予定されていますが、注目なのがそのうち2往復に設定されているデハ1001号との「協調運転」です。同じ元営団地下鉄2000形のデハ1002とデハ1001だけに、ただ2輌編成となるだけと勘違いされがちですが、実はこの2輌、いわゆる総括制御はできず、連結運転する場合はそれぞれの車輌に運転士が乗り込む、昔ながらのアナログな「協調運転」となるのです。

20141221224016-b0bba3366fd78ebc0df10fcd448520d832f9a53e.jpg協調運転というと、古くは横軽でのEF63形と電車の協調運転、現在ではJR北海道の731系電車とキハ201系気動車、さらには「SL銀河」でのキハ141形700番代などが思い浮かびますが、ことに後二者はハイテクの極み。かつてはそれぞれの動力車に乗り込んだ乗務員が汽笛合図や長年の経験で"協調"を図るのが当たり前でした。多くの地方鉄道でも多客時には電車や気動車を連ね、それぞれに乗務員が乗り込んだ長大編成(?)が闊歩していたものです。なかにはDTD編成などと俗称される中間に客車を挟んだ気動車編成さえあったのですから驚きです。

▲銚子電気鉄道は仲ノ町~笠上黒生間が票券閉塞、笠上黒生~外川間がスタフ閉塞となっており、懐かしいキャリアの姿も見ることができる。P:名取紀之
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▲笠上黒生で交換するデハ1001(左)とデハ1002(右)。残念ながら今年4月のダイヤ改正で笠上黒生での上下列車の交換は朝間のみとなってしまった。'12.12.15 P:名取紀之
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それだけに今回の引退記念運行で行われる協調運転は歴史的にもたいへん貴重なものとなり、ひょっとすると旧来的意味でのこのようなアナログな協調運転は、保存鉄道を別とすれば二度と再び見ることはできなくなってしまうかもしれません。銚子電気鉄道ではこのデハ1002の引退に因んで12月24日から写真展(→こちら)も開催予定で、新年の予定に今から組み込まれてはいかがでしょうか。

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▲1月10日(土)に開催される「ありがとうデハ1002」号の運転計画。2往復がデハ1001との協調運転となる。 提供:銚子電気鉄道
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協力:銚子電気鉄道

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